「体育会部活動を通して、社会生活をおくる上で、必要な力を学ぶ」
[主催] 体育会本部 [共催] 甲南摂津会
甲南大学体育会学生のための、甲南大学体育会OBOGが共催するキャリア支援のイベントです。
体育会の学生に、社会で活躍する体育会OBOGの生の声を伝えようと、2006年から開催しています。
甲南大学体育会の活動は「人物教育」、平生釟三郎先生の建学の精神に則り、「徳育、体育、知育」を掲げ、社会に活きる力を培うことを目的としています。文武両道の言葉通り、人間性を高め、考える力を付けつつスポーツで大活躍し、社会に貢献できる人材としての成長を目指しています。
摂津塾のはじまりは2006年、当時の水野会長による講演を「水野塾」として開催しました。学生時代の経験が社会でどのように役立ち、生涯を通して展開していくのかを学生達が聴くことは、将来を描く道しるべともなるものでした。その後も社会に必要な力を学び、豊かな学生生活を送ってほしいという願いから、「摂津塾」と命名し開催しています。時を超えても変わらない想いをつなぐ場、「甲南の誇りをつなぐ」貴重な機会として大切に行っています。
第1回から第9回までは、ビジネス界で活躍されているOBOGを講師として招き、講演会形式で行いました。そして、第10回の2016年からは就職活動に特化する内容にて行い、現在では全学年対象の講演会と、主に3年生対象の就職支援の2本立てで開催しています。どちらの会も、今後の人生を見通したキャリアを育むことを狙いとしています。
甲南大学体育会OBOGを講師として招き開催する、全学年対象の講演会です。
社会で活躍する先輩の経験談や考えを学生達が聴き、自身の部活動の意味や将来を描くヒントにつなげる貴重な機会です。
OBOG講師は、企業経営者や世界陸上日本代表のアスリートなど、幅広く社会で活躍している方々です。
今を生きる学生達のために、時代を見据えたテーマを選び伝えています。
甲南体育会の創成期の話からは、自分達の原点を
日本一の王座や世界へ挑む経験談からは、日頃の練習への意欲を
社会人として仕事に励む姿からは、将来のキャリアを
経営者としての視点からは、世の中への広い視野を
そして時代を超えても変わらない「仲間との絆」と「甲南の誇り」を
スポーツを通しての「人物教育」として、先人に学び、またつないでいく学びの場です。
→「摂津塾 講演会」の開催履歴はこちらをご覧ください
就職活動は、社会に貢献できる人材として一歩を踏み出す重要な機会です。体育会活動で培った自身の力をどのように活かすのか、将来の人生設計をどのように考えていくのかなど、多くの選択と決断をせまられます。そこで、摂津塾が第10回目をむかえる2015年、新たな試みとして就職活動をテーマに開催しました。
「摂津塾 就活」は対象者を3年生とし(1年生、2年生も参加可能)、若手OBOGを業界アドバイザーとして招き開催しています。最初の2回は若手OBOGと学生のパネルディスカッション形式、そして2018年の第3回目以降は「甲南大学体育会OBOG業界研究会」として、学生とOBOGが直接会話できるセミナー&ブース形式で実施しています。
「甲南大学体育会OBOG業界研究会」は、企業や大学が実施する業界研究会をより活用するため、独自のコンセプトで開催しています。体育会活動のために就職活動セミナーやインターンシップに参加する機会が充分ではないことを踏まえ、短絡的に選考に臨むことを防ぎます。そして、不安を解消し自信を持って進めることを大切にしています。そのため、単に就職活動のノウハウを得るのではなく、広く社会で活躍できる人材になるための考え方や行動力などを、自身に振り返ることを目標としています。
業界研究会には、甲南大学体育会の若手OBOGが「業界アドバイザー」として協力しています。勤務先はメーカー、商社、金融、マスコミ、IT、公務員など、幅広い業種です。学生は現場の話を聴き、どのような産業や仕事があるのかを知り、どのようなことが求められるのかを考えます。企業のリクルートはしませんが、仕事の魅力や厳しさを生の声として伝えることで、学生達が自身の方向性を見出していくことを目指しています。
その他、キャリアコンサルタント有資格者による「体育会就活セミナー」を開催し、日々練習に励む体育会学生にとって重要な的確な情報収集と、効率的なスケジュール管理、密度の濃い選考準備への支援を行っています。
→「摂津塾 就活」の開催履歴はこちらをご覧ください
2020年4月現在 *( )は摂津塾の通算回数
回 | 日・場所 | 講師(当時の役職にて) |
第1回 | 2006年6月10日 於:甲友会館 | 甲南摂津会会長 サッカー部OB 水野正人氏 |
第2回 | 2007年11月3日 於:甲友会館 | ピッフフジモト勤務 元200M日本記録保持者 陸上競技部OG小島初佳氏 |
第3回 | 2008年5月2日 於:甲友会館 | スポーツドクター・「スラムダンク勝利学」著者 硬式庭球部OB 辻秀一氏 |
第4回 | 2009年5月28日 | 新型インフルエンザ感染拡大の為中止 |
第5回 | 2010年6月20日 於:甲友会館 | 甲南大学同窓会会長・甲南摂津会会長 サッカー部OB 水野正人氏 |
第6回 | 2011年7月16日 於:甲友会館 | 象印マホービン株式会社 代表取締役社長 硬式庭球部OB 市川典男氏 テーマ「甲南に学ぶ」 |
第7回 | 2012年7月31日 於:甲友会館 | 小林製薬社長・大学同窓会会長 小林 豊氏 テーマ「企業戦略とスポーツマネージメント」 |
第8回 | 2013年11月30日 於:講義室521号 | 世界陸上日本代表 陸上競技部OG 福本幸氏 |
第9回 | 2014年6月25日 於:甲友会館 | 甲南摂津会会長 サッカー部OB 水野正人氏 テーマ「東京オリンピック招致と甲南スポーツ強化」 |
第10回 (第13回) | 2018年12月2日 於:平生セミナーハウス | 元プロスノーボーダー 茶原忠督氏 テーマ「プロ選手から学ぶメンタルマネジメント」 |
第11回 (第15回) | 2020年1月13日 於:岡本キャンパス | 大和製衡株式会社 代表取締役社長 馬術部OB 川西勝三氏 株式会社ハマダ 代表取締役会長 漕艇部OB 帽田八郎氏 テーマ「TEAM KONAN 誇りをつなぐ ~昭和平成、そして令和へ 時代の革新に挑む」 |
2020年4月現在 *( )は摂津塾の通算回数
回* | 日・場所 | テーマ・内容 |
第1回 (第10回) | 2016年1月31日 於:甲友会館 | 「社会へ活かせる甲南体育会学生のチカラ」 社会での考え方や行動力など、若手卒業生の話を聴く。 若手卒業生4名と学生4年生のインタビュー形式。 |
第2回 (第11回) | 2017年2月12日 於:甲友会館 | テーマ、目標は前年と同じ。 若手卒業生4名と学生との座談会及び会場意見交換 |
第3回 (第12回) | 2018年2月10日 於:アイコモンズ | 「摂津塾就活2018 体育会OB・OG業界研究会」 OBOG業界アドバイザー11名 |
第4回 (第14回) | 2019年2月9日 於:アイコモンズ | 「摂津塾就活 2019体育会OB・OG業界研究会」 OBOG業界アドバイザー16名 |
第5回 (第16回) | 2020年2月9日 於:アイコモンズ | 「摂津塾就活 2020体育会OB・OG業界研究会」 OBOG業界アドバイザー13名 |
〇業界アドバイザーの主な勤務先
<金融>
オリックス、但馬銀行、東京海上日動あんしん生命保険、東京海上日動火災保険、三菱UFJ銀行
<製造、商社>
岩谷産業、大塚製薬、シマブンコーポレーション、神明、大研医器、日本イーライリリー、日本アクセス、
ミズノ
<建設、不動産>
きんでん、長谷工アーベスト
<旅行、情報サービス>
JTB、BS日テレ、富士通
<公務員>
大阪府警