2023年6月に開催されました、甲南摂津会総会に於いて”摂津会の生き字引”と評される松田現最高顧問から会長という重責を任せられました三村晃久です。
私は1981年(昭和56年)に甲南大学経営学部経営学科を卒業しました。大学時代は体育会硬式庭球部に所属していました。甲南中学時代からテニス部に所属していますので、テニス歴は50年以上にな りますがテニスラケットの素材の進化に伴いテニスのプレイスタイルや戦い方が大きく変化しており、私自身が変革していく必要があると感じている昨今です。
スポーツ全体においても同じような事象があるのではないでしょうか?
選手が着用するユニフォーム、シューズは勿論のこと、トレーニング対する考え方においては昔と真逆 の手法が当たり前になったりしています。また、チームにフィジカルトレーナーと共にメンタルトレーナーを抱え試合に臨む選手達のスキルアップに役立てる、という考えが横行しています。
私達は甲南スポーツの強化支援を目的に摂津会の運営をしています。
加盟団体の皆様と理事長をはじめとする学園側の皆様と想いは同じですが、選手の育ってきた環境やスポーツそのものが時代の変化とともに大きく変革していますので、考え方や運営のやり方にも変化を求められるのかもしれません。
勿論、変えてはいけないもの、変わってはいけないものは存在します。それらは、伝統と呼ばれる目に見えない我々スポーツに携わっている者が大事にしたいものかもしれません。
この大事な要素を残しつつ、選手ファースト(学生ファースト)の考えの下、新しくなった摂津会の常任 幹事、副会長の皆さんと共に甲南スポーツの発展に寄与していきたいと考えています。
また、スポーツが持つ楽しさ、スポーツが持つ魅力を広めていくことにも尽力していきたいと願っています。
これからも体育会運動部のOBOGの皆様、甲南大学のスポーツ強化支援室の皆様と共に「甲南スポー ツの発展」を旗印に歩んで参りたいと思いますので、ご指導ご鞭撻の程、宜しくお願い申し上げます。